おさゆく四コマ5
投稿者:海野ながれ さん
(注:このキャプションはイラストに一切関係ない連続小説です)もう夜もだいぶん更けてきたというのに、あの鴉はねぐらにも戻らずに何をしているのだろう。私はそう思いながら、その鴉をじい、と見つめていた。「くっくっく」その鴉が笑ったような声が聞こえた。
幻聴かと思ったが、鴉は続けてこう言った。「よくもまあ、そこまで身を粉にして働けるものだ。尊敬するね」如何なる魔術か、生体の神秘か。確かに、目の前の鴉は言葉…
2019年03月10日 18:12:56 投稿
登録タグ
|