和服穣子
投稿者:がおー@まどオンIN率↑ さん
その日は、町の夏祭りがあった。
誘う友人も居なかったけど、祭があるのに、行かないというのは、勿体無い様な気がして・・・何より何となく悔しい気がして、祭りに行った。
ただ一人の祭りというのはとても寂しいものだ。
「ねえ、君」
そう僕に誰かが声をかけた。
「ねえ、君、聞こえるかな?ねえ?」
声がする方に振り向くと、浴衣姿の女の子が僕を見ていた。
「ああ、君は私が見えるんだね~、良かった~」
その子はほっとす…
2017年07月30日 23:53:54 投稿
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