彼女の名は
投稿者:流転 さん
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子の刻も過ぎ、眠りにつこうかというそのとき外で物音がした。
彼の家は人間の里の隅にある。外の世界からこの幻想郷に流れ着いたとき、偶然会った巫女の計らいで貸してもらった空家だった二階建ての古い家だ。
泥棒か、妖怪か。
「む・・・寝てるのかしら?」
身構える彼だったが聞き覚え声のある声を耳にし、肩の力が抜ける。
彼が木製の引き窓を開けると、彼女は手すりに座っていた。
「遊びに来てあげたわよ…
2013年12月08日 23:52:06 投稿
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