ほんの数年前?16
投稿者:シーダ さん
ふと風がやんだ。一瞬静かになった瞬間、ドアがそっと開かれた。
8本足のたこルカには違いない。しかし、見慣れない娘だった。
「こんばんは」
「お前は……ここまで誰にも気づかれずに来たのか?」
「あら、私たちがこっそり後ろに忍び寄る存在なのは、あなたもたこルカを飼っているなら分かるでしょう?」
「ほう、普通の言葉遣いをするたこルカもいるんだな」
「大半の娘たちはいわゆる《たこ語》で喋るわね。でも、私の種族で…
2013年11月17日 22:10:34 投稿
登録タグ
|