ヤマ×パル
投稿者:いとこうさん さん
とてもいい匂いがした。
そんなことはないと彼女は言う。
「そう、なら確かめさせて」
足元を糸で掬っただけで、彼女の軽い体はいともあっさり床へ落ちた。
「なっ…ちょ、な、なに…!」
「ほら…やっぱパルスィはいい匂いがする…」
耳元へ囁きながら、髪を一房掴む。かぐわしい匂い。パルスィの匂い。洞窟の中とは違うにおい。
「やめなさい…」
と彼女は視線を逸らし、綺麗な緑の目と口元を硬く閉じた。その頬は紅潮しているにも関…
2012年05月21日 20:31:54 投稿
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