投稿者：風味堂 さん

脚の怪我によって、競争が出来なくなった私は、トレセン学園を去る事になった。 リハビリをしても再びレースの舞台に立つ事が出来ないと言われた時は、目の前が真っ暗になった。 それでも、時間が経つ程、現実を理解していく事になる。 次の道を進む為に準備進めて行って、忙しなく時間が過ぎれば、足が不自由な現実も受け入れてしまう。 走れない自分に、慣れてしまったのだろう。 それでも、荷物を整理していくと、手が止まるも…