歌留多粉物語「ゆ」
投稿者:から~ひよこ さん
梅雨の曇り空を見上げて。炭酸せんべいは『天然温泉せんべい屋』の暖簾をしまい込もうとしていた。
「あのすみません。もう温泉には入れませんか?」目の前に色白の娘の豆腐が佇んでいる。
「ああ、天気が悪いもんで、誰もこないかなと思いまして。ええ、まだやってますよ」「さあどうぞ」と、豆腐の娘を店の中へ迎え入れるせんべいなのだが、なにか心配事でも抱えてそうな雰囲気を豆腐の娘に感じたのでそれとなく尋ねてみるのだ…
2023年07月09日 09:37:40 投稿
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