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朝陽【深淵に臨む・第2章】

朝陽【深淵に臨む・第2章】

投稿者:紙装甲Mk-Ⅳ さん
黒一色だった世界に僅かな光が射し込み、自然と眼が開く。「…気がついた?」声がする方を向くと、目を覚ました先輩がこちらを心配そうに窺っていた。「…ええ。まだ身体が痛みますが」「救急車、呼ぶ?」「いえ。あまり騒ぎにもしたくないので。五百旗頭さんは?」「大丈夫…と言いたいとこだけど、正直まだ震えが止まらないかな」言う通り、その手が小刻みに震えている。“邪視”を間近で見てしまったのだ。さもありなん、と言えよう…
2020年12月25日 22:11:51 投稿
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