投稿者：くろりちん さん

…其処は、私にとって懐かしい匂いのするところだった。 手には褐色の筋肉の感触しかなかったが、 慣れ親しんだ温もりが蘇ってきた。 私は妹の胸に抱かれたような気持ちになって いつの間にか眠ってしまっていた… 黒裏鎮守府【clip/1363749】弐【clip/1969985】 深海の闇を、ただ沈む。 巨大な鉄の艦娘が見るのは、淫夢か、痴獄か。 戦艦の偏愛が、駆逐艦の絶望が、巨大な鉄の艦娘の中で育まれる。 判断は委ねた。姿現さぬ運営に。…