投稿者：赤文字 さん

彼女の身体から溢れるオーラは留まる事を知らなかった。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次から次へと沸き立ち続け、周囲の空間そのものも覆い尽くさんとしていた。 　　　　　　　　　　　　　　「これ」が彼女の内に在った抑え付けられていた「怒り」や「悲しみ」「苦しみ」なのだとしたら、一体どれ程の「負の感情」を彼女は抱え続けていたのだというのだろうか。